2017/12/22 00:53
電食で、おいしく、健康に。
みなさんこんにちは。
今日は千葉県にある寺田本家さんについてお話したいと思います。
もしかすると私よりも詳しい方がたくさんいらっしゃるのではと思うほど、寺田本家さんの名前は
どこに行ってもよく聞きますし、社会的地位を確立されていらっしゃいます。少し前になりますが、
何度も世界のベストレストラン50にNo1レストランに選ばれたデンマークのレストラン
「Noma」に寺田本家の「醍醐のしずく」が採用される等、日本にとどまらず世界を股にかけて活躍
されています。
私にとっては小さい頃から代表的な日本酒”五人娘”という名前をよく耳にしていたので、何だか勝手に
馴染み深い酒蔵さんだと思っています。
寺田本家さんは創業江戸初期、約340年の歴史ある酒蔵さんです。自然に栽培された原料を自然な菌で
発酵し添加物は一切使用せず生命力溢れるお酒が特徴で、今の発酵ブームの火付け役と言っても過言では
無いと思います。
寺田本家さんとは先代からのお付き合いで、私達との出会いはご本人が病気をされたりそれまでのお酒造りに
疑問を感じていらっしゃった時がきっかけだったそうです。先代の方もとてもユニークな方だったと聞いて
おりますが、現当主の優さんも非常にユニークで人を惹きつける力を持っていらっしゃる方です。
酒蔵には地中に炭をありとあらゆる所に埋めており、また電子水を使用し、空気清浄機も設置され
環境としては最高の状態が作られています。当時のことを先代の奥さまに聞くと、「酒蔵に何箇所も
穴をあけられ本当に大丈夫なのか」と不安でしょうがなかったと振り返って下さいました。
この寺田本家さんも先日ご紹介した川添酢造さんと同様に、お酒造りに対する情熱が本当に素晴らしいです。
使用する原料はもちろん、目には見えない微生物たちにも喜んでもらえるようにと想いを持って毎日励んで
いらっしゃいます。寺田さんのところでは、唄をうたいながらお酒造りをするというのがあります。これも
微生物たちにはちゃんと聞こえていて、活動が活性化されて良い発酵につながっているんだと思います。
電子食品とつながりのある方々は想いの強い方が多いなと実感しています。
同じお酒なら想いを持って作られている方のお酒を飲みたくなりますよね。
これからも生産者の方々の想いを大切に取り組んでいこうと思います。
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