2018/04/25 09:27
電食で、おいしく、健康に。
みなさんこんにちは。
秋の収穫に向けてお米やみかん、キウイフルーツなどなど自家農園では着々と準備が進んでいます。
実際食べられるのは秋ですが、田んぼを耕したり、みかんやキウイ畑などは除草や剪定作業等
それまでには相当は時間と労力が必要になります。剪定作業と簡単に言いますが、何千とある芽を摘み取るのか
と思うと本当に気が遠くなるような作業です。
私も実家を離れて25年、小さい頃はお米やみかんの収穫の手伝いなどしていました。
実家が農家をしているとはいえ、私もどちらかというと作られた物を食べる側になっていました。
しかしこれからは作る側になり、また違った目線で食べ物を見るようになりました。
天気も今までは晴れて欲しいとばかり思っていましたが、晴れてばかりいると不安になり
雨が降るとちょっとほっとする自分がいます。
昨日ネットで「こたつミカン」はぜいたくに?という内容のニュースがありました。
昨年の春に花の付きが悪く台風が連続した事によって出荷量が減少し値段が高騰した事を
受けこのようなニュースとなったようです。
さらに続きがあり、ミカンが贅沢品とは今はえっと思いますが、農家の後継者問題が深刻化しており
この愛媛県下では35年でミカン農家は全盛期の3分の1以下の約7000戸にまで減少し、出荷量も10年
前と比べても4分の1にまで落ち込んでいます。先日も地元の農家さんからもうみかん山をする人が
いないからここをやってもらえないかという依頼がありました。
私はおいしくて、健康につながる食べ物を提供して、人々の人生が豊かになることを目的に
活動しています。地方再生、地方活性化とよく言われていますが、田舎には田舎の良さがあり
ずっとそこにいるとその良さが分からなくなります。十分資源はあるにもかかわらずそれをどう活かして
いけばわからないというのが実際の現状を見ての感想です。私もまだ何かが出来ているわけではありませんが、
山や田んぼという資源はたくさんあります。この資源を使って地元を、地域を、国を元気にしていく事を
一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。